フリーランスビザ取得までの道のり ②
前回の記事の続きです。
音楽家として働けるフリーランスビザ🎶 |
担当者のおじさん、私のパスポートに貼ってある職探しビザの期限が迫っていることを見た途端、「あなたのビザは月末に切れるのになんで今頃来るんですか。遅すぎる!」 と一言・・・・
初っ端から嫌な感じ・・窓口で言われた書類を全て渡すもビジネスプランのみ手に取り、これまた一言・・・
です。」
初っ端から嫌な感じ・・窓口で言われた書類を全て渡すもビジネスプランのみ手に取り、これまた一言・・・
「こんな紙切れ一枚だったらおそらく許可が下りないと思うけど、とりあえず商工会議所 Industrie Handelskammer(IHK) に送ります。受理されるまでは約8週間から6か月かかるけど、3月31日以降、ビザの期限が切れてIHKから返事が来るまでの一切の活動は禁止
私 : (・。・) はい? そ、それはつまり働いてはいけないと…(・・?
「そうです。」
私 : ええと、4月初めに演奏会の仕事が既に入っているのですが、報酬を受け取らなくてもだめですか(・・? (ほぼ涙目)
「だめです。返事を待つのみです。私たちにもはっきりどのくらいかかるかは全く分かりません。だから早く来ないといけないんですよ!とりあえず返事が来次第メールします。じゃ!」
私 : ・・・・・・・(゚д゚lll)
即ドイツ人の友人に電話するも、そんなのありえない!といって、わざわざ駆けつけてくれました。そしてもう一人の愛想の良さそうな担当者に聞いてみると、
「そうねー音楽家だし審査も甘いだろうからそんなに長くはかからないとは思うけど最低3~4週間はかかるだろうね。ビジネスプランの書き方例もあげるから書き直して再度提出するといいですよ。」
た、対応が全く違う!!優しい!!!( ;∀;)
ということで即帰宅。
10ページほどのビジネスプランに加え、添付書類としてこれまでの、そして今後の演奏会のチラシ・音楽教室の契約書・貯金の証明等、挟み込める物は全て挟み込み((笑)) 25ページ程のビジネスプランを後日再度提出。
相変わらず愛想の悪い担当者の方でしたが、一応メールには至急、と記してくれた模様。そして4月3日にミュンヘンへ戻ってきたら再度返事がきているかどうか確認に来い、とのこと。
そして来たる4月4日月曜日。時差ボケもままならぬまま朝7時半に外国人局へ。
すると・・・・・
「今日は休みです」
・・・・・・・Σ(゚д゚lll)ガーン
これで今週末の演奏会はキャンセルしないとか・・・・・と絶望していたその数時間後、なんと担当者からメールが!!!!!
このメールを書くために休みだったのか(笑)!!
要約すると、商工会議所IHKからあなたのフリーランスとしての申請が受理されたので、明日
- パスポート
- 証明写真
- 約40ユーロの手数料
- 保険の証明
やったーーー (*´▽`*)
そして翌日。外国人局に行くと、前とは違う部屋に通され、ものの5分で労働許可証をゲット!
パスポートの期限が来年5月に切れてしまうのでそれまでですが、確定申告さえしていれば延長は容易だそうです・・
これで安心して働けることとなりました(^^♪ めでたしめでたし!
※ 提出書類等は2016年4月現在、ドイツ・ミュンヘンにおける私の経験談です。担当者によって状況が違う場合が多々ありますので、直接外国人局でお尋ねくださいね。
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