伴奏者として。 ♪ミュンヘン国際音楽コンクール♪ その壱。

9月に入って突然時の流れが二倍速になっている気がするのは私だけでしょうか。。
いつのまにか前回の日記から2週間弱経過してしまいました冷汗
更新を怠っていたとはいえ、上記↑↑のようにだらけていた訳ではなく.....
2015年度ミュンヘン国際音楽コンクール フルート部門へ参加されていた秋元万由子さんのピアノ伴奏&ホストマザーをしていたためです。

そしてこの度なんと、アジア人唯一のセミファイナリストに選ばれました!
弱冠23歳にしてこの快挙、本当におめでとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!

数ある国際コンクールの中でも最難関のうちのひとつであるこのコンクール、課題曲の多さと1位をなかなか出さない事でも有名です笑

フルート部門は二次審査までミュンヘンの複合文化施設、ガスタイクのカール・オルフ・ザールにて行われ、予備審査を通過した62人(うち1人棄権)が一次審査でモーツァルトとこれまた難曲で知られるA.ジョリヴェのフルート協奏曲をピアノ伴奏で暗譜で演奏。公式伴奏ピアニストは3人いらっしゃいました。
短時間のリハで大人数しかも同じ曲を伴奏するなんて大変ですね。。頭が下がります。

私自身フルートの伴奏はあまり経験がなく、ジョリヴェのこの曲について噂には聞いてはいたものの。。実際に譜読みを開始すると、至る所にこれでもかとシャープとフラットの嵐!そしてテンポ速!オクターブ以上の音の跳躍率が半端ない(手の小さい私にはまさに地獄)!という三重苦で、、苦戦してしまいました。。。
うーむ、今まで伴奏してきた中でこれと同等に難曲だったのはヒンデミットのヴィオラ協奏曲「白鳥を焼く男」ぐらいかな。。。苦笑

ふーちゃん、アンタもっと練習しなきゃ!と監視中。。。トホホ。。













夏休み返上で必死で練習しなんとか仕上げ、迎えた一次審査の日。
ホールの音響もお世辞にも良いとは言えず、実はものすごーく緊張していたのですが私は伴奏者なので、そのような面は表に出さないように、そして呼吸を合わせテンポが崩れないように細心の注意をはらって演奏しました。 
終わった瞬間の安堵感は今でも忘れられません(´ ▽`).。o♪♪

そして。。。彼女を含む21人がめでたく2次進出d(*⌒▽⌒*)b!!!!

そこにはまたもやピアニストにとっての難曲、
シューベルト 「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲 が。。。


長くなってしまいそうなので其の弐に続きます。
















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